【大会レポ】大阪マラソン2026|10年前の自分への挑戦

大阪マラソン2026のFinisher Medalはじめに

2月としては異例の暑さとなった先週末、大阪マラソン2026を走った。

記録は4時間31分01秒。
10年前に出した自己ベストである3時間53分には届かなかった。

十分な練習を積めていなかった以上、この結果は妥当だ。
驚きはない。現在の実力がそのまま数値化されたにすぎない。
悔しさもない。それでももっと速く走りたいという思いが強く残った。


大会概要

  • 大会名:大阪マラソン2026 ~OSAKA MARATHON 2026~(第14回大阪マラソン)

  • 種目:フルマラソン

  • 開催日:2026年2月22日(日)

  • 記録:4時間31分01秒

  • 天候:晴れ、20℃


レースの構造

序盤は抑制的に入った。呼吸、心拍ともに安定していた。
練習不足はあれど気持ちよく大阪の街を進んでいった。

30km以降、日差しの強い区間に入る。
体温の上昇とともに、脚の反発が鈍る。

その直後の坂道が、この日の転換点であった。

筋持久力というより、全身の出力効率が落ちていく感覚。
ここで大きく崩さなかった自分を褒めてあげたいが、その後の余裕は全くなかった。


支えられている競技であるという事実

35km以降の長い直線区間。
沿道には切れ目なく人がいた。

名前を呼ぶ声。
一定のリズムで続く拍手。
差し出されるハイタッチ。

身体的には限界に近い状態でも、出力が完全に落ち切らなかったのは、外部からの刺激があったからだ。
全くの無名の市民ランナーである私に大きな声援で背中を押してくれる。
脚を止めることはできない。

マラソンは個人競技であるが、単独では成立しない。

また、エイドの充実度は他のレースと比して素晴らしかった。
給水・給食のオペレーションも安定しており、長いエイドエリアがあるため減速せずに通過できる。
地元商店街の名産品を頬ばり、エネルギーを補給した。

ボランティアの動線整理、声掛け、誘導。
それらが42.195kmの安全性を担保している。

記録として残るのは「4時間31分1秒」だけである。
しかしその背後には、数千人規模の支えが存在する。
改めて心から感謝したい。


10年前の自分という基準

3時間53分。
10年前。20代の頃の記録である。

身体の衰えに加え練習不足も重なり、そこには届かなかった。
だが、今後も目指すべき目標としてこの基準は下げたくない。

年齢という変数が増えても、適応可能かどうかを検証する。
それがこの挑戦の本質である。
今回の4時間31分1秒は失敗としてではなく、仮説に対する途中経過として捉えたい。

大阪マラソン2026で一斉に走る市民ランナーと大阪の街並み


次へ

次のレースで記録を目指すうえで怪我無くフルマラソンを完走できたことは評価したい。

準備不足は結果に直結する。
今回これが再確認された。

あとは練習を積むだけである。仕事と家庭と制約を抱えながらどれだけ練習を積めるかで結果が変わってくる。

10年前の自分を超えるという基準は変わらない。

その過程において、今回支えてくれた沿道の声援、エイド、ボランティアの方々の存在を忘れることはない。

記録は個人のものだが、完走は社会的な営みである。


注釈

・使用シューズ:ASICS MAGIC SPEED 3
・データリンク:Strava,Osaka Marathon 2026

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